hatomi blog

つれづれ

シダキュア

シダキュア、それはスギ花粉アレルギー対象者のための免疫療法に使う錠剤。

錠剤と言ってもとても柔らかく、舌下に置けば1分と経たずに溶けてなくなる。

 

そう、舌下免疫療法をはじめました。

 

www.torii-alg.jp

 

色々書きたいことはあるんですけど、まあだいたい要点をまとめていきます。

  1. 開始の注意事項
     まず、血液検査をして本当にスギ花粉へのアレルギー反応なのか確かめます。舌下に置くのはスギエキスみたいなものなので、スギアレルギーじゃないのにやっても意味ないので。
     また、今年の7月?以降からは長期処方が可能になるらしいのですが、まだ認可されて間もないとかの関係で、2週間に1回、受診して処方してもらうのが必須です。これ、けっこう難しいですよね~。私は幸運にも家からほんの数メートルの内科で取扱始めてくれたため、なんとか対応できています。良心的なお医者さんでとても助かっています。
     あとは毎日服用すること。また、後述しますが初期は副作用反応の万一のために朝の時間帯の服用が望ましいということで、慌ただしい朝はほんと忘れます。私はアラームを活用してなんとかギリギリ、、というところです。
     ちなみに舌下免疫療法薬品として処方されるのはわたしのやってるシダキュアのほかにシダトレンというのもあるらしい。が、これは自分で量を計って服用する必要があるとかで、細かいこと、朝が苦手な私にはとても無理なのでシダキュアの、ただめくって口の中に放り込めばいい設計には大変助かっています。実際、電車の中などでリマインドの通知に気づいて慌てて服用したりしてます。
     なお、味はしません。まあ、口腔崩壊錠だな、、って感じです。

  2. かかるお金
     血液検査はお金かかりました。5000円くらいです。また、初回は服用してアナフィラキシーショック反応とかが出ないか院内で確認したりしてもらうため、2000円くらいかかりました。
     2回目~は、受診に約500円、薬の処方(2週間分)に約1000円、というところです。月におよそ2回受診+処方なので毎月3000円程度の出費です。(自己負担3割の健康保険です)
     まあこれは年に3ヶ月間ぐらいアレロックだけ飲めば別にいいっていう人にとっては高いかも知れません。が、私の場合、抗ヒスタミン剤を飲んでも全く普通に生活できない症状の重さに苦しんでいるので、それが和らぐ可能性があるならかけてみたいと思って始めた次第です。あと、長期処方してもらえるようになれば、受診費が下がるので、もう少し安くなるはず。

  3. 悪夢の副作用
     で、ここからが服用した感想というか報告。副作用ですけど、めっちゃありました。
     シダキュア2000という緑の包み紙のやつを14日?くらい続けた後(10日くらいかも。医師の指示に従っていただけです。)、シダキュア5000へと変更しました。
    シダキュア2000の時、副作用は別にありませんでした。すぐ溶けるな-って感じです。しかし、シダキュア5000にしてからは、最初からまず耳の穴が痒い!ベロの下が腫れる!なんか熱をもったように、シダキュアを置いた場所が熱くなって、腫れるのです。とはいえ、30分くらいで感じなくなりました。
     そして2回目のシダキュア5000服用時、なんか喉の奥がすごい痒い感じになっただけでなく、イガイガ・・・。こういうときは無理しないで一緒に処方された抗ヒスタミン剤を飲めばいいかな?と、アレロックを水で飲もうとしたのですが、飲み込みにくい(つばも飲めない感じ)になってしまって、あっこれはマズイぞ!?と危機感。
     そういう時は、、と、お守りとしてね!と処方されていたセレスタミンを心をおちつかせて深呼吸してゆっくり飲みました。結論から言うとセレスタミン飲めば余裕やろ!というプラセボからなのか、耳の痒みとか舌下の腫れ感はあったけど、やはり30分ほどで気にならなくなったので、しばらくの我慢かな、、と様子をみることに。3回目以降、やはりシダキュアを置いた場所そのものが痒い+腫れっぽくなるのがおよそ30分続くのみで重篤な副作用にはなりませんでした。
     痒さ、腫れ感という副作用が出た時は、あまり深く考えずアレロックを飲みました。嫌になって続けられないほうがもったいない感じがしたので。で、20日くらいして、あるとき、全然服用しても何も感じないことに気づいたのです!いやー、それには感動しました。もう花粉症が治ったみたいな気分になった。早い。
     副作用を感じなくなってからはなんの抵抗もなく毎日続けられています。


  4. 効果について 
     まあそういうわけで、お金もかかって副作用も出て今の所いいことないけど、効果はあるのか?と。しかし、効果はまだまだわからないのです。なぜなら、3年間服用しないと効果があるかはわからないとされているのだそう。とにかく、免疫療法をしたところで、効果は人ぞれぞれ。。いろんな結果になるらしい。
    ・花粉の時期に以前と変わらず同じぐらいつらい症状が出続ける人
    ・服用をやめると変わらず同じつらい症状が出続ける人
    ・服用していれば多少症状が和らぐ人
    ・(3年間服用ののち)服用しなくても症状が和らぐ/ほぼない人
     と、本当に色々な人がいるのそうだ。

     まあ私はまだはじめて6ヶ月、舌下免疫療法開始後、初めての花粉シーズンを迎えているわけなので、結果といえるようなものではありません。が、今のことを率直に書けば、、症状は、和らいでいる気がします。希望かもしれないけど。
     具体的に言うと、1月を過ぎると気候のいい日に外出先で水のような鼻水が止まらなくなることが常だったのが、むずむずしてクシャミとかはでるものの、ティッシュは使わない(鼻水っていう感じではない)かな。。。?という状態。
     まあでも今後4月以降が本番なので、まだわからないですね。ともかく、少しでも症状が和らげばいいな、、と。完治してほしいとか、高望みすると効果が薄れそうなので、慎ましくいようと思います。。

     今後は長期処方されるので楽になるかなーという目論見です。花粉のシーズン、がんばりましょう~~